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交響詩第8番 「英雄の嘆き」 Helden Klagen
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解説 1839年のフランス7月革命に接したリストが、「革命交響曲」と題した大規模な交響曲を加工としたことが、この作品の発端。しかしこれは結局実現されることにならず、、1848年に起こった2月革命をきっかけに再び作曲に取り組んで、最初に着手してから20年を経た1850年になって、その第1楽章をもとにした「英雄の嘆き」という交響詩として完成したのである。 最初のオーケストレーションはラッフによってなされた。全曲を形成するのは葬送行進曲であり。ベートーベンのエロイカ第二楽章を思わせる。 |
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曲のテーマ 曲は長大な葬送行進曲とも言えるもので、重い足取りの行進曲に始まって、弔鐘の響きを交え革命で死んでいた同士に寄せる悲しみの調べも奏でられる。 いかにも英雄の死を思わせる重々しい葬送の曲であり、ここでは管楽器の効果的な使用が目立っている。 |
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愛聴盤
ベルナルト・ハイティング指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 録音1971年11月 ロンドン リスト・交響詩全集2 |
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