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交響詩第7番 「祭典の響き」 Festklange
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解説 この曲は公式には1854年のワイマールの大公妃の治世50周年を祝って上演されたシラーの劇曲「芸術への復帰」の序曲として初演された。しかし劇の内容と直接的な関連があるわけではなく、本当のところはリストがカロリーネ夫人との結婚祝典に演奏することを意図して書かれた作品である。しかしそれは実現されることはなかった。 曲はティンパニーのに導かれて出てくる行進曲風の主題に始まって、いくつかの主題を元に組み立てられており、祝典劇で輝かしく喜ばしい気分のうちに進められる。 |
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曲のテーマ 「祭典の響き」という表題を持っているが、他の交響詩のように詩や絵画に題材をとったものではなく、一種の祝典序曲である。時折二人のたどった苦難の道を偲ばせる音楽が挿入されるものの、大体はお祭りの喜ばしい気分に溢れている。 |
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愛聴盤
ベルナルト・ハイティング指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 録音1970年1月 ロンドン リスト・交響詩全集1 |