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交響詩第4番 「オルフェウス」 Orpheus

解説

リストがワイマールの官邸劇場でグルックの過激「オルフェウス」を指揮したことをきっかけに、歌劇の序の音楽として作曲された

13の交響詩の中で最も短いが、同時に最も美しいと断言できるものであり、特に最後のコラールに転調していく和音は感動に満ちていて、忘れがたい印象を残すものである。

曲のテーマ

オルフェウスとエウリディーチェの物語を調べていたリストの頭には、ルーブル美術館でみたエトルリアの壷が浮かんできた。

この壷には優雅な指でひっそりと竪琴を弾くオルフェウスが描かれており、そこでは彼の奏でる音楽が森の中の動物をはじめ、全ての存在を魅了する。

愛聴盤

ベルナルト・ハイティング指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

録音1968年11月 ロンドン

リスト・交響詩全集1

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