「香の煙」

1903年頃、カリカチュア
新聞のほめ言葉(香の煙)を強く意識して、人を屈服させようとしているマーラー。
ブダペストでの3年たらずの活動中、≪二部からなる交響詩≫のタイトルで「交響曲第1番」の初演を行い、マーラーは指揮者としての活動の中から、徐々に作曲家としての顔を現しはじめる。
ブダペストでの立場が悪くなり、その地を去ったマーラーはハンブルクの市立劇場の指揮者に就任することを受諾する。
ハンブルクでのデビュー公演となった≪短ホイザー≫は、さっそく大きな評判をとることに成功した。




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